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Daily Archives: June 13, 2016

6.1 関数の呼出

関数の基本 C言語において関数を使うことには、以下のような利点があります。 関数化しておくとそれを1つのブラックボックスとして扱うことができます。 つまり、使用する側が知っておくべきことは、以下の通りです。 入力として、どのような引数を与えるか 出力として、関数がどんな値を返すのか 関数を使ったことによって、どんな副作用があるか 一度、関数として作成しておけば、後で何度でも再利用することができる 関数として各機能をまとめていくと、一般にプログラムが見やすく、デバッグの作業もしやすい 関数の呼び出し #include <stdio.h> void func();   //関数のプロトタイプ宣言 int main() { func();    //関数呼び出し printf(” ここがメイン関数内\n”); return 0; } void func()    //自作関数 { printf(“ここは自作関数内\n”); return;    //「return;」は省略可 }   関数定義 関数の定義 戻り値の型 関数名(パラメータリスト) { 文 … } 関数プロトタイプ宣言 戻り値型 関数名(パラメータリスト); 戻り値の型、関数名、引数のルールは関数を作る際とほとんど同じです。但し、プロトタイプ宣言する行の最後には「;」が必要。 Void Type関数 void型は、今までの数値型や文字型とは異なり、戻り値が無い関数のデータ型のことです。処理の結果を戻す必要が無い場合は、わざわざint型にして「return 0;」としなくても、void型で関数を定義すれば、最後にreturn文を書く必要はありません。   値を返さない return型に用いる 引数が無い場合に用いる 関数へ値を渡す 値 C言語では、関数へ情報を渡す場合、必ず元の変数の値のコピーを渡します。 この様な方法を値渡しと呼び、元の変数の値が変更されないことが特徴です。 「値渡し」, ex : printf() #include <stdio.h> void […]